#私のオススメSideM楽曲10選

こんちゃ〜〜〜〜!!!!2r3rです!!!!

超超超超極道入稿なので(座談会記事に間に合わせたい)細かい前置きは置いといて、10選決めたから見てください!!!!!!!!!!!!!(本文が割と固いし長いので、前置きだけでもフランクにしようと努めている)

 

 

1.Dramatic Anthem

この曲のシックでシンプルでかっこよすぎる音と歌詞は、初めて耳にした時に絶対に好きだと直感した。インテリジェンスな魅力に溢れた彼らにピッタリだ。(今笑ったでしょ〜)

曲調がとにかく好きなので、ブレインパワーのオーバーチュアもとにかく好き。まだ円盤が売られていないのに今でも頭の中でハッキリと思い出すほどに。

この曲を好きな理由はそれだけではなく、この曲がリリースされた時の状況も関係している。それは、サイスタのサービス終了数週間前で、SideMが未来を提示してコンテンツを少しずつ提供してくれる中でもまだまだ不安が残る状況だった。

 

Let’s seize the day! その理由-りゆう-に

“ワケ”とルビを振って今を楽しもう

 

これ、今のSideMの歌だ。

この歌詞は大人ながらも第2の人生にアイドルを選んだDRAMATIC STARSとS.E.Mであり、SideMそのもののようにも思える。SideMが私たちPの気持ちに強く訴えているように感じた。しかし、不安な状況で今を楽しむことが本当にできるだろうか。

ファンコンはとても良かった。キャストによるライブは何度も見ていても、彼ら自身のステージを見るのは初めてだったのでダンスなどの動きがとても新鮮で、ついにアイドルの彼らを見ることができたのがとても嬉しかった。

 

期待をしたっていいんじゃないか

理想を抱き締めていたっていい

 

あぁ、その通り期待して良かったんだ。

この歌詞を見てそう思った。SideMが悪い状況に見えたとしても理想を強く持っていい。次も続くファンコンにも期待をしていいんだ!

 

『Dramatic Anthem』を聴いているとそんなSideMへの強い期待を思い出す。こんな不安な時期に、SideMは私たちにチケットのない列車に飛び乗ってくれと言っている。理想を抱き締めていいだなんて、どれだけ今後のコンテンツに自信があるんだSideMは。それでもSideMが大好きだったからそこに飛び乗って、今でもSideMが大好きな私がいる。

『We're the one』の時にも思ったけど、SideMは不安な時にこそ強気な言葉で私たちを引っ張ってくれるらしい。それでついてきてくれると思ってるんか?まあ実際ずっとついていくつもりだけど。

なんだ、SideMって俺たちのこと好きすぎるだろ。

2.羽ばたきのMy Soul

ORIGIN@L PIECESシリーズは、アイドルとしてソロ曲をリリースしているはずなのに、まるでキャラソンかのように個人的なメッセージを含むことが多い。そのため、彼らがどのような人か一発で分かるのが魅力的で、時には表に出さないようなプライベートさえ歌にしてしまうのがとても愛おしい。

そのシリーズの中で私が一番好きなのが『羽ばたきのMy Soul 』。この曲は、315プロに入ってからの秋月涼の全てだと思う。事務所を移って男性アイドルとして活動を始めて、どんな日々を過ごしてどんなことを考えているのか。今のファンにもそうだが、今の涼を良く思っていない女性アイドル時代のファンや、一番の友達に向けたメッセージなのだと思う。

私は、真っ直ぐに夢を追いかけ続け、自身の夢のために勇気と覚悟を持って本当の姿で表に出るような、いつでも自分の願望に素直な涼の歌と行動が、誰かの後押しになっていることを本気で信じている。そしてSideMが始まってから9年の間で本当にそうだと言えるエピソードがあった。涼のサイメモがまさにそうだ。

そんな涼のことを『羽ばたきのMy Soul 』を聴きながら考えると、いつでも胸が熱くなって涙が出てくる。

 

3.NEXT STAGE! (Café Parade Ver.)

これを初めて聴いた時、開口一番元気いっぱいうららかに歌う神谷の声に一目惚れしたのを覚えている。

そんな事を思い出して今回は『NEXT STAGE!』を選曲したが、全体曲の元気な雰囲気を受けて珍しく高音を張り上げて発声する東雲荘一郎と神谷幸広が好きなのと、歌声が個性的なカフェパレードが綺麗にまとまっていて想像以上に聴き心地がいいので、Café Paradeの全体曲はどれも好き。

そして先述した通り、東雲荘一郎の歌が好きだ。ユニットやソロ曲ではとろけるように甘い歌声が特徴的だが、曲の雰囲気に合わせて想像以上にに様々な表情を見せてくれる。東雲をよく知らない頃は、Vo型であることを知っていても歌うまのイメージはあまり無かったので、Café Paradeの歌をあらかた聴いてから『NEXT STAGE!(Café Parade Ver.)』を聴いた時は、その感情表現が豊かな歌声がすごく衝撃だった。

 

4.Plus 1 Good Day!

みんなは初めてFRAMEの曲を聴こうとする人にまず何を勧める?勇敢なるキミへ?スリーブレス?

私は『Plus 1 Good Day!』!!!!!!

この曲を初めて聴いた時はなんだか今までと違うポップな曲が来たなぁとやや違和感を抱えていたけれど、よくよく聴いてみるとこれもFRAMEらしさで、FRAMEが伝えたいことの一つなんだと思うようになった。

FRAMEは頼もしい見た目と肩書きから『勇敢なるキミへ』のようなかっこいいヒーローのイメージが大きくある。ただ、FRAMEが歌を通して伝えたいのはかっこいいヒーローのイメージではなく、FRAMEの歌をふと聴いてくれた人に歌の力で勇気づけたり、笑顔になってもらうこと。歌の力で全ての人々に寄り添うことだ。

今までも寄り添いにフォーカスした曲はいっぱいあるが、これは同日リリースされた『SOOTHING PLACE』を含めて、”毎日をひたむきに生きる日常への寄り添い“だろう。

元気のない時に優しく励ますだけでなく、みんなの毎日ができるだけ楽しいものになるように、FRAMEからの小さな後押し。

FRAMEを初めて聴く人にとっても、かっこいいだけではないFRAMEを知るきっかけになるに違いない。だから一番最初に勧めたいと思っている。

だからこそ、サイスタのFRAMEの一番最初のイベントが『Plus 1 Good Day!』で良かった。朝の情報番組という誰かが毎日見るものに、主題歌としてFRAMEを選んでくれたのも嬉しかった。

 

5.Great Sympathy

私は315プロの中でWの曲がめちゃめちゃ好きで、Wの曲がリリースされる度にこれ好き!!!!!!と言っている。

AFTER THE RAIN』も大好きなのでそれを選曲するかどうかで悩んだ。アニメはWの回が一番好きで、7thの披露でボロボロに泣いたから。

そういえば、初めて行ったSideMのライブは6th東京だった。ライブ自体も初めてで当時はあまり曲を知らなかったが、最後の方に披露された『Great Sympathy』はとても記憶に残っている。初めて触れて感動した思い出を掘り起こして、この曲を選曲した。

W杯のテーマソングでも遜色ないであろう、ライブ音響映えする壮大な音。イントロはこれからどんな曲展開が待っているのかワクワクさせる。歌詞は、アイドルというフィールドに変わっても2人で走ってこれた喜びと、これからも走り続ける決意を感じる。

他のユニットには強く訴えかけるような歌詞もあってこちらも心強いけど、Wの言葉は優しくもあり、力強い。素直に感じたことを最高のパートナーとこちらに向けて話しかけている。

だからなのか、あの旗を振る振り付けをWと一緒にやるだけで、こちらも会話のパスを受け取って2人とシンクロできたような感覚になる。それがとても心地いい。

 

6.Hands & Claps!

選曲理由は至って単純。8thライブでキャストとP達とみんなで踊ったのが本当に楽しかったから!!!

SideMの曲はどれも彼らの生き方に想いを馳せて色々なことを考えることが多いので、このような単純明快な理由で曲を楽しむことができるなんて夢にも思わなかった。

ライブの前は振り付けがうろ覚えだったので踊ることができないと思っていたが、開演前のかっしーの動画でしっかり覚えることができ、余裕で本番を迎えることができた。2日間で4回も披露されたが、4回も踊れて最高!!!!と思うぐらいには楽しかった。もう楽しかったとしか言えない。

今でも『Hands & Claps!』を聴くとウォァーーーーッッッ!!!!!!!!Clap!Clap! Clap! Clap! Clap!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!となって思わず踊ってしまう。

こんな楽しくて今でも心がウキウキする経験はそうそう無いので、とても貴重な体験だった。あと、みんなでカラオケしたのも楽しかった。これからのライブでもカラオケをやってほしい。

 

※次の曲を紹介するにあたり、ファンコンストーリー「今をとどけたくて!」のネタバレを一部含みます。

7.Tone's Destiny (彩 Ver.)

これをファンコンで初めて聴いた時、べしょべしょに泣いた。

彩の曲といえば、松井洋平氏による言葉遊びを多く含んだ、聴いているだけで楽しい歌詞が多いのが特徴的。

Altessimoの音楽はそれと反対で、真崎エリカ氏によるストレートに想いを伝える歌詞だ。相手に対する愛も幸せも、そのままの想いの丈を音楽にのせてぶつけている。

彩も『装 -So Beautiful-』のように素直に思ったことを相手に伝えることもあるが、お互いに対してストレートに想いを伝える歌詞は少なかったように感じる。彼ら自身の目標を大輪の花に例えてみたり、贈り合う言葉が『最高!〜いとをかし!〜』であったり。まるでストレートに想いを伝えることに対して照れているかのよう。

それが今回のシャッフルでは、Altessimoの力を借りてドストレートに想いを伝えてる!!!!!!!良すぎ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ファンコン当日は「今をとどけたくて!」で涙をボロボロ流しながら、素直な想いを仲間に伝えるキリオを頭に浮かべながら、このカバーを聴いていた。

歌で真っ直ぐ想いを伝える彩を見ることができて本当に良かった。ファンコンの中でも一番大好きなシャッフルだ。

 

8.素敵にCon grazia!

ジャジーでクールでセクシーな、夜のバーでのデートを思わせる『ROMANTIC SHAKER』と打って変わり、夜の街をミュージカルのように踊りながら2人で駆け巡るロマンチックなサウンドはとても衝撃で、これも一目惚れをした。

『ROMANTIC SHAKER』ではカクテルを渡したりタップダンスを踊ったりと、北斗から相手におもてなしをして楽しませてくれようとしている。しかし『素敵にCon grazia!』では相手の手を引いてダンスに誘っている。デートで積極的におもてなしをしていた北斗が、アイドル活動を経て俺”たち”で一緒にパフォーマンスをしたいと言ってくれるようになった。誰かを楽しませることに余念の無い北斗だが、自分自身も本気で楽しみたいと思ってくれるようになったのだろうか。隙のない男だと思っていたが、こんな風に意思を成長させることができるのか。アイドル活動が長いJupiterでも、まだまだ成長の余地があることを歌だけで感じさせられた。

『素敵にCon grazia!』 といえばやはり、8thライブを思い出さずにいられない。

北斗の艶やかでセクシーで甘い歌声に加えて、華やかでウキウキ跳ねるような後ろの音に負けないぐらい本人がパフォーマーとして楽しむ雰囲気がある。8thライブを見てこんなことを思ったということを以前の自分のSNSの投稿から引用したのだが、先述した通りのものが出てきてこれを書きながら驚いている。

こんな高度な表現は10年以上アイドルを続けて自分の得手を理解し尽くしている伊集院北斗と、そんな彼に寄り添い続けた神原大地さんが成せる技としか言いようがない。

それに加えて、315ダンサーズ全員出演の分厚すぎるバックダンサーに、早着替えに、ラストは出演キャストをバックダンサーに迎える。見ていて本当に楽しかった。ソロ曲で一度披露した曲なのに、とんでもなく満足感があった。こんなに重厚感あるパフォーマンスは今後見られるか分からないだろう。現地に行って良かったと強く思う。

 

9.Infinite Octave!

GROWING SIGN@Lシリーズでは、どのユニットも新たな一面を見せてくれているのだが、個人的にAltessimoの変化が一番良かったと思っている。

今までは「たった2つの音」と表現されるように、Altessimo の音楽は2人だけの美しい世界だったように思う。運命の音に出会うことができたよろこびがこれでもかと描かれる様子は、誰も邪魔できない尊い存在だと思っていた。ライブでも2人で目を合わせて歌うことが多いから尚更である。

だが、『Infinite Octave!』では、2人の目に“君”という存在が確かに見えていて、”君”の可能性を見出してタクトを振ろうと勇気づけてくれている。私もこの曲で勇気づけられた”君”のうちの1人だから、とても思い入れがある。

あと矢野達也はマジで天才。Altessimoの幅をとてつもなく広げて、こんなのもアリなんだ!?と思わされた。Altessimoの曲でエレキギターが聴けるとは思いもよらなかったが、これがまた良い。

10.Swing Your Leaves

おすすめというか、私はこの曲にずっと囚われ続けている。

FRAMEはほとんどの曲で自分たちのことを歌わず、歌を聴いてくれるキミに向けたものがほとんど。現状の曲で自分自身を歌っているのは『MISSION is ピースフル!』と『Swing Your Leaves』の2曲のみ。

今回は選出した『Swing Your Leaves』のみを語るが、先述した通り、FRAMEはかっこいいヒーローのイメージがあり、そばにいて励ましてくれる存在である。でも実際はこの曲のように頼りなくてカッコ悪い一面もある。魅惑の体験を相手にさせる自信もないし、駆け引きや嘘も得意分野ではないらしい。そんな格好つかない彼らに対して、とても愛おしく感じている。

この曲のAメロとBメロは誰かとのデートを思わせるような歌詞だが、サビでは急に抽象的で、妙に謙遜しているように思える。デートをするほどに親密な相手に対して「見守る」「変わらない場所でいる」などという言葉はなんだかおかしいと思わないだろうか。あまりに消極的に思えて仕方がない。

そしてラスサビの手前では

 

楽しい日を分かち合う人は

思うよりたくさんいるから

 

と言ってしまっている。ん?待ち合わせをしていたのは1人の相手では無かったのか?

誰かとデートをすると思ったら、最後にかけてなんだか曖昧になってしまう。そうした妙な矛盾があるのが、『Swing Your Leaves』の面白いところだと私は思っている。

この矛盾により様々な解釈の余地があると思うので、曲を聞いて恋愛や結婚を思い浮かべる人も多くいるだろう。サイスタではこの曲を基にブライダルのお仕事がFRAMEに一任された。

私は『Swing Your Leaves』をFRAMEの中で一番アイドルらしい曲だと捉えている。所謂「アイドルとしてファン全員が恋人」という概念だと思う。ファンが恋人だというのに恋愛に対して全然格好つかないの、改めて考えると本当に愛おしい。

こうやって色々考えているのがこの曲に囚われ続けている原因であるが、結局のところ『Swing Your Leaves』でもFRAMEが伝えたいことはいつもと変わらないのだと思う。

 

声のでない日

そっと側にいられる関係に

 

当たり前に 君の世界の一部になりたいんだ

 

これらはつまり、声の出ない日にそばにいること、揺れる葉のように当たり前の存在になって歌の力で人々を救いたいということだろう。少し背伸びしたように思えたが、いつも通りのFRAMEだ。

アァ〜なんか、『Swing Your Leaves』ってよく分かってねーけど、FRAMEらしくてやっぱ好きだな。